映画「いのちの食べ方」

しあわせ野菜ガルテン

2008年10月22日 20:00

 先日、「おくりびと」を見てきました。モックン(本木雅弘)が納棺師(のうかんし)を演じる映画です。
 人の生き方について考えさせる内容なのに、重くなく笑いありの映画でした。
 奥さん役が広末涼子で年齢差がありすぎるのに、不自然さがないのはモックンだからなのでしょうね。
 
 広末涼子は早稲田大学を推薦合格したのにほとんど学校に行かず、「推薦で入った生徒には卒業する責任がある。」と生徒達に言ってきた自分はあまり好きではないはずなのですが、なかなかというか、とっても良かったです。あのような演技を透明感のある演技というのかなぁ。そういえば高倉健の鉄道屋(ポッポや)の広末にも自分は感動したことを思い出しました。

 それでもって、なぜこの「しあわせ野菜学園のブログ」に映画のことを書いているかというと、話したいのは「おくりびと」ではなく、食に関するお勧めの映画の話です。




いのちの食べかた
    - 「いただきます」って、だれに言いますか? ー


 昨年浜松の松菱劇場で観たのですが、今度は11月8日から静岡の静岡シネ・ギャラリーで一日一回、10時から上映されるそうです。
 上映中に人の声は全くなし、ひたすら食の生産現場の様子が流れます。豚や牛の屠畜(とちく)の様子、ヒヨコの雌雄鑑定(雄の処分)、飛行機によるひまわり畑や小麦畑への殺虫剤散布の様子、リンゴの殺菌プール、無人の植物工場、地下の岩塩採掘場、人口光線によるスプラウト生産・・・・・・・・
 自分たちが食べている食がどのようにして作られているのかまずは知ること、それから考えないといけないのではないかと思います。

  疑問 


 邦画で「ブタがいた教室」というやはり食をテーマにした妻夫木聡主演の映画が全国的に11月1日から公開されます。
静岡でもポスターが張ってあったのですが、上映されません。
 「6年生の担任(妻夫木聡)の提案で、大きくなったら食べることを前提として子ブタを飼いはじめた子供たちの物語」ということで楽しみにしていたのですが、なぜ中止になったのかなぁ。

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