ハクビシンよ、来ないほうがいいよ。
トウモロコシ畑には夜になるとタヌキやハクビシンがやってきます。
せっかく作ったトウモロコシを守るための秘密兵器がこの電気柵。牧場の柵や、山間地域では水田の周りにも張り巡らされていることがあります。
ところで、この電気柵、私は今まで誤解していました。今まで何度も触ったことがあったのですが、ちょっとピリピリとする程度でした。ああ、動物たちにとってはこの程度のピリピリでも驚くだろうなあとずっと思っていました。
ところが先日、トウモロコシに支柱をするための鉄パイプを持って畑に行った時のことです。ちょっと足に電気柵が触った瞬間、ズドンッととんでもない衝撃が走りました。心臓が止まるかと思ったくらいのズドンッです。
どうやら、今までピリピリとしか感じていなかったのは靴の底で地面と絶縁していたからです。
今回は自分の足から入った電気は体中を走り、手で持った鉄パイプを通じて地面に抜けていきました。いわゆる通電です。単1電池4本ですがすごい威力です。夜に出てきて電気柵に触り、しばらく気絶しているハクビシンやタヌキがきっといるはずです。
今回は2回ズドンッをやってしまいました。でも、気絶はしませんでしたので、興味のある方は
左手を地面につけて右手で電気柵を触ってみてください。一瞬天国にいるような幸せな気分に浸れます。
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