「鬼灯」って何と読みますか?
法多山の「万灯祭」(まんとうさい)に行ってきました。7月10日は仏教の縁日で、お詣りすると四万六千日分に相当するという、それはそれはありがたい日だそうで、7月9日と10日はたくさんの灯篭が奉納されて灯りがともります。本当にきれいでしたよ。
境内では「ホオズキ市」も開催されていました。浅草寺が有名ですが、法多山のホオズキは「法多山ほおずき市実行委員会」が祈祷してくれてありました。
ホオズキはナス科の植物で身を包んでいる袋はガクです。確かにナスのタネと似てますね。(と言ってわかりますか?)
名前の由来はいろいろあるのですが、ホオズキから種を取り出してブーブー鳴らすときにホオを突き出すことからついたという説がほのぼのしていて好きです。(この遊びもあまりしなくなっているようですが。)
この日にホオズキが売られるのは、本来はお盆の時にご先祖さまを迎える提灯に見たてて盆棚に飾るためです。
ホオズキが自然に赤くなるのは8月ですので、旧暦の風習が新暦になって季節感がづれてしまたようですね。
ホオズキを「鬼灯」と書きます。中国で「鬼」は死者の霊のことです。死者の霊を迎える明かりということからこのような漢字が使われているそうです。
英名ではそこからChinese lantern plant(中国の提灯に似た植物)と言う名がつけられています。
(追加)
この数年自分はおみくじ運がとてもいいです。
特にこの1年は4回連続(うち2回は法多山)で大吉です。
一生懸命努力しますので、どうかお客様がしあわせを感じることができる野菜を届けられますように。
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