シルクロードのオアシス都市を訪れて(その13)

しあわせ野菜ガルテン

2008年09月09日 22:00

・愛しのトルファン
 上海から4000kmも離れているのにトルファンの平均高度はたったの24m、一番低いところは海抜マイナス154メートルで、死海に次ぐ世界で2番目に低いところです。
 すり鉢型の盆地であるためにとても暑く、農家の訪問は夜の10時半に行われましたが、その時でも40度を越していました。
 朝は6時から10時頃まで働き、昼寝をして、夕方6時頃から8時位まで働くそうです。
 しかしこの暑さは、乾燥した空気と一緒になって、トルファンを世界で一番おいしい干しブドウの産地として富を与えており、農家の平均年収が3万元と沿岸部と同程度の収益を得ています。

カレーズでブドウを洗うウイグルの少女
 カレーズとは地下水道のこと。遠く天山山脈から流れ出す雪溶け水が引かれている。この水を使って作られるトルファンの干しブドウは世界一おいしいと言われている。
 この日の温度も40度を越していた。とても暑かったこと、水が冷たかったこと。そして少女がとても美人だったことが印象に残っている。


この街だけの風が、光が、匂いが、人の優しさがある。いつになっても失われない。必ずまた行きたくなる、忘れられなくなる。・・・そんなことから「愛しのトルファン」と呼ばれている。
 (地球の歩き方より)


トルファンのブドウ畑 
 ブドウは乾燥地帯が大好き。トルファンの夏はとても暑く、そして冬はダイアモンドダストが舞う。その気候ときれいな水が良質のブドウを作る。
 「ブドウがうますぎる。」がトルファンの感想。



海抜ゼロメートル地点
 トルファンは中国大陸の内陸部にありながら平均高度は24m。一番低いところは海抜マイナス154メートルと、死海に次いで世界で2番目に低い。3000m級の山々に降った雪解け水が集まってくるオアシス都市である。


星の下で寝る。
 トルファンの夏はとても暑い。農家は朝6時から10時まで働き、昼はゆっくりして夕方6時から8時くらいまで働く。この日は夜の10時30分に農家に訪問した。
 子供が外で星を見ながら寝かされていた。僕はとてもいいと思った

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