用土を買いに浜岡へ

しあわせ野菜ガルテン

2009年01月26日 19:00

用土を買いに往復2時間かけて浜岡まで行ってきました。
用土というのは野菜作りや花作りに使う専用の土のことです。

ここの土はお勧めです。
農業教員の時に自分で配合したり、色々な業者さんの土を購入しましたが、この土で作った苗が一番良かったからです。

毎年毎年40人以上の素人(生徒)が、何回も何回も花や野菜を作って得た結果ですから結構信頼が置けると思います。

ホームセンターや園芸屋さんでいろいろな用土が売られていますが、品質にはピンからキリまであります。
しかも品質と値段があまり関係していません。




左が今回買ってきた用土、右は先週のキュウリの種まきの時に、間に合わなくてホームセンターで購入した用土です。
袋の外からは中身が見えないので、いくつか売られていた用土の中で一番高い商品を買ってきたのですが満足できるものではありませんでした。

写真ではよくわからないかもしれませんが、右の土にはまだ分解されていない木の皮が入っています。
専門用語では未熟たい肥といいます。
これが分解する時に根の成育を阻害します。

土作りも実は奥が深いのです。
用土の基本となる赤土。山土や田んぼの土でもいいのですが、火山灰土の下から出てくる赤土が病原菌もなく、肥料の保持能力も高く良いとされています。
この土は箱根西麓の函南町の土です。
これは大きさによって分別する機械です。
赤土の大玉を赤玉土と言います。


赤土にたい肥を混ぜます。このたい肥が重要で品質を左右します。
さらにピートモス(コケ)やパーライト(岩石)などを混ぜて作ります。


教員時代は電話で注文して届けてもらっていたのですが、自営となると配達運賃も考えて自分で取りに行くことにしました。
面倒だけど愛着はわきますね。


帰りに立ち寄った浜岡砂丘。
これについては教員時代だと問題となってしまいますが、自営だから立ち寄っても全く問題なしです。
もっともこの日(おととい)は土曜日、教員時代なら仕事をしてません。


それにしても、浜岡砂丘が狭くなっていました。
昔は砂の山が3つも4つもあったのに、今は砂山なんてありません。
単なる海岸です。
中田島砂丘や三保の松原は浜松や清水なので取り上げられて復旧作業が試みられていますが、浜岡砂丘はどうなってしまうのでしょうか。


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