オクラの不思議発見!(その2)
オクラネットにかかわるエトセトラ(その1)
オクラは何でネットに入って売られているの?
ネットに入って売られている物といえば、ミカン、玉ねぎ、オクラかな。
ミカンと玉ねぎは風通しを良くしてカビの病気を発生させないためです。
オクラの場合は酸素をあげるためです。
野菜は収穫された後でも呼吸をしています。いわゆる生きています。。
生きているということは酸素を必要とします。酸素がないと腐ってしまうんですね。
そして、若いほど呼吸量は多いです。
オクラは花が咲いてから3日~5日で収穫する未熟な果実です。だから、酸素をとっても必要としているのです。
トマトなどのようにやや成熟してからとる果菜類はそれほど酸素を必要としません。大根、人参、ジャガイモなど根菜類は最も少ない呼吸量を示します。
そういうことで、流通の段階ではネット入りですが、買ってきて冷蔵庫に入れる時にはビニール袋や新聞紙に包みましょう。
冷蔵庫の中では寒くてあまり呼吸はしません。逆に熱帯生まれのオクラはネットのままだと風邪をひいて黒くなってしまうのです。
関連記事