ゴーヤを食べよう(その3)

しあわせ野菜ガルテン

2009年08月24日 07:07

ゴーヤの原産地はインド周辺の亜熱帯地方です。だから暑いのが好きなのですね。
それが中国に明代(14世紀末)に伝わり、日本にも江戸時代に伝わりましたが、食べられたのは、琉球王国時代に伝わった沖縄だけでした。
全国的に食べられたり作られるようになったのは、平成になってからです。平成12年のNHKドラマ「ちゅらさん」の影響が大きいです。(ゴーヤマン、いましたね。)

それにしても昔は沖縄でしか作られなかったゴーヤが静岡でも普通に栽培できるようになったのは、品種改良もありますが、地球温暖化が関係しているのでしょうね。

ビタミンCがたくさん含まれており、夏バテ防止にお効果があります。
レモンの2~3倍、キャベツの約4倍もあり、普通加熱すると壊れてしまうビタミンCがゴーヤーの場合はほとんど変わらないそうです。

ウリ科の野菜ですので、雄花と雌花があります。

これは雄花、ゴーヤのイメージとは違って、小さくてはかない感じの花を咲かせます。
花のナスタチュームの感じに似ています。


うまく撮れていませんが、これが雌花です。


雄花と雌花があるということは、誰かが花粉を運んでいることとなります。
でも、ゴーヤの周りに虫たちが集まっているのをあまり見たことがありません。
花も小さいから、きっと小さな虫たちがやっているんだろうな。

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