里芋のお話(その1)
君は『赤柄(がら)里芋』を知っているか?
里芋が採れ始めました。
里芋は種イモから増やします。
今年の我が家の里芋は昨年とっておいたものだけでは少なかったのでと、母親の実家からいただきました。
まさしく「お里の芋」です。
母親に品種を聞くと「赤柄(がら)丸子イモ」と「白柄(がら)早生」とのこと。
小さい時から食べている里芋ですが、改めて名前を聞くとあまり聞いたことがない名前です。
里芋の品種って「石川小芋」とか「赤芽」とか「八つ頭」とか「セレベス」とかは聞いたことがあるのですが・・・・
早速インターネットで調べたのですが、どうやら、赤柄里芋は静岡の特産品らしいのです。
しかも、主な生産地は遠州地方の小笠・掛川地域のようなのです。
数少ない赤柄里芋の説明を集めてみると、このようになります。
「赤柄里芋は静岡県の遠州地方、中でも小笠・掛川地区での生産が多い郷土野菜です。
粘りと甘みは里芋の中でもトップクラス、きめ細かく、食感はやわらかめ、味に深みがあるのが特徴です。
煮物やみそ汁の具として最適です。」
そういえば外食で食べる里芋はなんで家で食べる里芋と食感が違うのかな、と思ったことが何度かあります。
赤柄里芋は隠れた郷土の名品かもしれません。
赤柄里芋についてご存知の方いらっしゃいましたら、情報をお教えください。
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