地の神様の日

しあわせ野菜ガルテン

2009年12月15日 23:55

今日12月15日は地の神様の日です。

スーパーでも今日は地の神様にお供えするためにお赤飯がたくさん売られていました。
でも、この信仰は静岡県西部地方で盛んで、他ではあまり行われていないらしいです。
あたり前に行われていることだと思っていたのにとっても意外。

 地の神様はお屋敷の土地の守り神です。
 屋敷の戌亥(北西)の方角より屋敷の中央または南に向けてお社(おやしろ)を作って祀り(まつり)ます。
家の床より高くするため石を積み上げてあります。この下に家を建てた時に家の寸法を測った尺縄を収めてあります。

 お社は新竹を柱にして新しい稲ワラを編んで屋根とします。毎年12月15日に新しくします。
 近頃は石作りのものが多くなりましたが、伊勢神社の遷宮と同じで、神様の住まう場所は常に新たまるのです。


 藁で作ったお皿にお赤飯を入れてお供えします。このお赤飯を狐が食べてくれると落ち着く(収まる)そうで油揚げを供えることもあります。

 地の神様は大地主(おおとこのぬし)の神と、氏神(うじがみ)様と、その家の代々のご先祖様が祀(まつ)られています。ご先祖様は死後50年経つと、地の神様になります。

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