花粉症対策にナバナ
先週の2月23日のブログで
「花粉を持って花粉を制す。菜の花(ナバナ)が花粉症に効く!」と書いたら、直売所で「花粉症に効くんですよね」と言いながら買ってくださるお客様がたくさんいました。
有機野菜の仲間の勉強会での雑談で学術的な裏付けはないですが、今年は花粉が多くて藁にもすがりたい気持ちで、自分たちも毎日ナバナを食べています。
(オータムポエムもナバナの仲間です。妻は今日、畑で生のままオータムポエムを摘まんで食べていました。)
菜の花はアブラナ科の野菜の花のことを言います。
「菜の花」とか「ナバナ」と呼ばれますが、野菜の分類の中では別物として扱われることもあります。
「菜の花」はチリメン白菜を品種改良した馴染みのある和種の品種で、葉に縮みがあり、頂芽の若い蕾を食します。
一方「ナバナ」は近年栽培されるようになった洋種の品種で、わき芽の茎と葉を主に食します。
「ナバナ」の方が苦みやクセがなく洋風料理にもあいます。
「おいしい菜」とか「かき菜」という名前で売られていたり、静岡県内では菊川市中心の遠州夢咲き農協が力を入れていて「夢咲き菜」と言う名前で売り出しています。
写真は「ナバナ」、夢咲き農協が仕入れているタネ屋さんから購入していますので「夢咲き菜」と同じです。
付けたし
菜の花を野菜ではなく花として栽培する時は「ハナナ(花菜)」と言います。
見た目は同じですが、おいしさは度外視して、茎の直立性や花の日持ち性などを中心に品種改良がされています。
おもしろいですよね (と、思いませんか?)
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