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2008年08月01日

シルクロードのオアシス都市を訪れて(その3)

一番驚いた出来事

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 長い長い砂漠の道を超えるとそこにはポプラの並木に囲まれてウイグル人の町があった。男性はイスラムの帽子をかぶり、女性は民族の服に身を包み、ロバ車と馬車が行きかうその町は異次元の町に入ってきてしまったかと思った。
 しかし、長い長い旅の中で驚くこと、不思議なことがあまりにも多くあったので、「広い世界、いろいろな町、いろいろな人、いろいろな生活があっても別にいいんじゃないか。」そんなふうに思える自分があった。

一番感動した出来事

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 農業の調査である村を訪れ、そのあと歓迎の宴を開いてくれました。
 その宴は村長さんのこんな言葉で始まりました。

 「遠い日本からおいで下さいましてありがとうございます。
 砂漠の中の何もない村ですが、ここにある野菜も果物もコメも小麦も肉も魚も、それから砂糖、ビール、ジュース、クッキー、すべて私たちの農場でとれ作ったものです。どうぞゆっくり食事をしながら楽しんでください。」
 そして、楽しい食事会が長い時間続きました。自分はすごい贅沢だと思いました。


 (追加)

 実は自分が起業しようとしている、「自分で育てた野菜を、直接自分でお客様に、思いを添えてお届けする。」という農業スタイルの原点はここにあります。
 遠い遠い砂漠の国で、 「いったい食することのしあわせって何なんだろう。」「農業の目的って何なんだろう。」と何回も何回も自問自答しながら考えたものでした。
 「しあわせ野菜学園」というのもこの考え方からつけた名前です。
 
 



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Posted by しあわせ野菜ガルテン at 09:01│Comments(0)11、海外農業研修の思い出
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