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2008年08月25日

カツラの木について語る(その2)

昨日の続きで桂(カツラ)の木の話です。

1、カツラの紅葉はお菓子の臭い。   icon08

カツラの木について語る(その2)カツラの木について語る(その2)カツラの木について語る(その2)


カツラはカツラ科カツラ属の落葉高木です。
一科一属なので似たような木はありません。ちょっと孤高な気取った奴なんですね。

原産地は日本です。学名にはCercidiphyllum  japonicum とジャパンがついています。

そうやって考えると、桂三枝や桂米朝師匠や桂歌丸師匠などの桂というのは立派ないわれがあるのでしょうね。
他にもデザイナの桂由美さんや、教科書では中には桂小五郎(長州藩、木戸孝允かな)、桂太郎(明治時代の総理大臣だったかな?)なんていう人たちもいました。高知の桂浜や京都の桂離宮などにも関係しているのでしょうね。

一番の特徴は葉が一か所から2枚出てくる対生(たいせい)であることです。
葉の形がハートに近い楕円形で、ペタペタペタっという感じで枝から出てくるのがとても健気な感じがして好きです。

新緑の葉の色が爽やかでいい感じですが、秋の黄葉がとてもきれいです。
この黄葉が「近くの家でおかしを焼いているかな?」と思うほど、甘~いを匂いをぷんぷんさせます。
カツラの木は比較的わかりやすいです。これからの紅葉の時期にぜひクンクン匂いを嗅いでみてください。


2、何で、「かつら剥き」なんだろう。   icon08

カツラの木について語る(その2)カツラの木について語る(その2)
ちょっと分からないのが、「カツラむき」の意味。
大根や人参やキュウリ等を包丁で薄~く幅広く剥いていくことを、なぜ”カツラ剥き”と言うのでしょうか?
確かに桂の樹皮は薄く剥がれるのですが、はがれ方は縦で、何より汚いです。
どちらかと言えば「ささがけゴボウ」に似ています。


タグ :かつら剥き

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