2009年03月06日
竹取物語(その2)
野菜の支柱にするための竹を昨日も取りに行きました。
竹は切る時によって品質が変わります。水を吸い上げていない硬く引き締まっている時がいいのですが、なかなか時間が取れなかったことと、2月が雨ばかりであったために遅くなってしまいました。
でも、今日は啓蟄、竹も動き始めているので竹取りも最後です。


先日カインズホームに行ったら、鉄の円柱をビニールで巻いた丈夫で軽い支柱が1本95円で売っていました。自分で用意する竹の支柱は太いし、重いし、何より面倒だし、竹取りをやめようかなぁと思いましたが、
「支柱がほしかったらカインズホームではなく山に行く。」その感覚が必要なんだと思い直しました。
高校時代、夏の高校野球の大会の前に応援団の連中が、「今日は龍尾神社に団旗用の竹竿を取りに行くぞ
、龍尾神社は掛川城の守り神で霊験あらたか、甲子園出場を祈願するぞ
」と大張りきりで竹を取りに行ったことを思い出しました。
また、同じく高校時代、学校祭のクラス展で「クイズでデート」をやることになった自分たちのクラスは、ステージを作るために骨組み用の竹を永江院のお寺のそばの山に取りに行ったし、中学校での体育大会の時の応援用の大きなウチワを作るための竹を倉真川の竹やぶに取りに行ったものでした。
一体いつから「支柱はお店で買うもの」になったのでしょうか?


そんなことを言いながらも、足りなくなったらカインズホームで支柱を買うつもりです。
でも、竹を切りながら感じたのですが、竹取りってストレス解消になります。
ナタを振って竹を切ったり、枝を払うのは楽しいです。木を切るよりは簡単だし、終わってみると竹やぶがすごくすっきりしてきます。
空も広くなります。
今、温暖化の影響で竹が猛威をふるって、山がとんどん竹林になっています。静岡県内でも筍の産地であった岡部や藤枝の山は竹が非常に目立つようになりました。
竹の中でも一番太い孟宗竹は、江戸時代に中国から鹿児島(薩摩)に伝わりそこから日本全国に広がりましたが、現在九州の山の半分は孟宗竹になろうとしています。
そんな猛威をふるっている竹に向かって一人で立ち向かっても大した効果はありませんが、風車に向かって突進していったドンキホーテの気分になってナタを振っていると小さなことは気にならなくなります。
竹は切る時によって品質が変わります。水を吸い上げていない硬く引き締まっている時がいいのですが、なかなか時間が取れなかったことと、2月が雨ばかりであったために遅くなってしまいました。
でも、今日は啓蟄、竹も動き始めているので竹取りも最後です。


先日カインズホームに行ったら、鉄の円柱をビニールで巻いた丈夫で軽い支柱が1本95円で売っていました。自分で用意する竹の支柱は太いし、重いし、何より面倒だし、竹取りをやめようかなぁと思いましたが、
「支柱がほしかったらカインズホームではなく山に行く。」その感覚が必要なんだと思い直しました。
高校時代、夏の高校野球の大会の前に応援団の連中が、「今日は龍尾神社に団旗用の竹竿を取りに行くぞ


また、同じく高校時代、学校祭のクラス展で「クイズでデート」をやることになった自分たちのクラスは、ステージを作るために骨組み用の竹を永江院のお寺のそばの山に取りに行ったし、中学校での体育大会の時の応援用の大きなウチワを作るための竹を倉真川の竹やぶに取りに行ったものでした。
一体いつから「支柱はお店で買うもの」になったのでしょうか?


そんなことを言いながらも、足りなくなったらカインズホームで支柱を買うつもりです。
でも、竹を切りながら感じたのですが、竹取りってストレス解消になります。
ナタを振って竹を切ったり、枝を払うのは楽しいです。木を切るよりは簡単だし、終わってみると竹やぶがすごくすっきりしてきます。
空も広くなります。
今、温暖化の影響で竹が猛威をふるって、山がとんどん竹林になっています。静岡県内でも筍の産地であった岡部や藤枝の山は竹が非常に目立つようになりました。
竹の中でも一番太い孟宗竹は、江戸時代に中国から鹿児島(薩摩)に伝わりそこから日本全国に広がりましたが、現在九州の山の半分は孟宗竹になろうとしています。

そんな猛威をふるっている竹に向かって一人で立ち向かっても大した効果はありませんが、風車に向かって突進していったドンキホーテの気分になってナタを振っていると小さなことは気にならなくなります。
Posted by しあわせ野菜ガルテン at 19:00│Comments(0)
│8、”農”への思い