ネコジャラシで遊ぼう!!

しあわせ野菜ガルテン

2008年09月16日 20:00

ネコジャラシが目につくようになりました。秋ですね。
「手の中からモソモソ出して毛虫!!」なんてことやりましたよね。

このネコジャラシを2個使って作ったのが下の馬です。
製作時間は15分、小学校低学年には受けます。






 ネコジャラシ  一口メモ  

 「ネコジャラシ」は俗名で、正式な名前はエノコログサと言います。

 もっとも正式名の方も結構いい加減です。
 犬のことを「犬ころ」ということがありますが、犬のしっぽに似ていることから「犬ころ草」が転じて「エノコログサ」となりました。

 英語では「Foxtail grass」(キツネのシッポのような草)といいますが、確かに犬よりキツネの方が似ているかもしれません。

 イネ科の雑草なので、食べられるそうです。「軽く火であぶり醤油などで味付けするとポップコーンに酷似している。」そうです。
 自分はまだチャレンジしていません。こういうことにすぐチャレンジするようでないと、優秀な自然観察員にはなれません。まだまだ、未熟です。
 天ぷらにもできるそうです。

 
 遺伝的にみると、粟(アワ)はエノコログサを元に作り出されたものと考えられます。
 変異が多く、穂の部分だけみても大きいものや小さいもの、赤みを帯びたものや黄色ぽいもの、硬いものや柔らかいものなどいろいろあります。これを農学的に言うと「種の原産地は遺伝的な変異が多いですので、日本を含む東アジアが原産地だと思われます。」ということになります。
 こうやって書くと、農業って学問なんですよね。

関連記事