お米の花が咲いています。
出穂期・・・・ 何と読みますか?
この間、田植えをしたばかりだと思っていたら、もう穂ができ始めていました。
この時期を出穂期(しゅっすいき)と言います。
なかなか読めないだけではなく、稲の穂自体を見ませんね。
良く見ると、もう花が咲いています。
稲は自殖性(じしょくせい)植物と言って、自分の雄しべの花粉が自分の雌しべについて受精をします。
進化の考え方からすると、「自分はもう完璧だから、他の遺伝子なんていらないよ。自分だけで子供を作るよ。」ということです。
虫に花粉を運んでもらう必要なんてありませんから、花弁は必要ありません。花がきれいなのは虫に気がついてもらいためですものね。
だから、もし稲がほかの植物や動物と同じように他殖性(たしょくせい)植物であったのなら、
この時期の田んぼはとってもカラフルな色で賑やかなんでしょうね。
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