「夕焼け、こやけ」の小焼けって何?
左の写真が「夕焼け」、昨日(9月12日)の5時45分頃の写真です。
そして右の写真が「小焼け」、6時5分くらいの写真です。(本当はもっと暗いです。)
太陽が沈んだあと、15分くらいして日が暮れる前に一瞬空が真っ赤になります。これを「小焼け」と言います。知っていましたか?
自分は2年くらい前に環境学習の講演会で知りました。
太陽が沈む時の夕焼け(小焼け対しては大焼けと言います)と比べて、小焼けは赤みが強く本当にきれいです。時々、気味が悪いくらい空が真っ赤に染まることがありますが、あれは小焼けの方です。
そして小焼けは一瞬です。この写真は昨日とったのですが、本当はおとといの小焼けの方がきれいでした。気がついて急いでカメラを取りに行ったのですが、その時には小焼けが終わっていました。残念です!
下はフリーの写真集に載っていた小焼けです。本当にきれいですよね。
夕焼けを眺めながら、「夕焼け小焼け」の歌は時間の経過をうたっていることに気が付きました。「夕焼け → 小焼け → 日が暮れる → お寺の鐘が鳴る」という順番です。
お寺で鐘を鳴らすのは6時だと思いますので、そうすると、この歌は時期的にはもう少し後の歌ですね。昨日の日没時間では「夕焼け → お寺の鐘が鳴る → 小焼け → 日が暮れる」となってしまいます。
「よってこの歌は秋のお彼岸の頃の歌だ。空が小焼けで赤く染まり、地には彼岸花で赤く染まっているそんな秋の夕暮れだ。」
どうでもいいこととはいえ、新発見したような気になりひとり満足している夕暮れ時でした。
曼珠沙華 空の小焼けを 映してる
一面真っ赤な 秋の夕暮れ
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