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2008年07月25日

私がやろうとしている農業

 私は「自分が育てた野菜を、いろいろな想いを添えてお客様に直接お届けする。」 そんな農業をやりたいと考えています。

 この考え方の基本は「身土不二」です。 


 「身土不二」は「しんどふじ」または「しんどふに」と読み、「人間の身体は住んでいる風土や環境と密接に関係していて、その土地の自然に適応した旬の作物を育て、食べることで健康に生きられる」という考え方です。
 
 もとは仏教用語ですが、自分はこれを光合成と絡めながら理解しています。

 みなさん、光合成の化学式を覚えていますか?
私がやろうとしている農業
(本当はもう少し複雑なのですが、ここでは簡単な式を使います。)

私がやろうとしている農業  光合成でできる炭水化物は二酸化炭素と水から作られます。この炭水化物はデンプンになったりブドウ糖になったり、根から吸収された窒素などと結合しアミノ酸やたんぱく質に変わったりします。

 こうしてできた植物とその植物を食べた動物を、私たちは食べて体を作っているわけです。

・・・・・ということは、私たちの体の一番の元は植物が吸った空気と水と土の養分です。

 そこで、地産地消の食を進めていくと、どういうことになるかというと、自分の体の内側も外側も全部同じものからできていることになります。


 これをマクロ的(大きな視点)で考えると、自分が自然界の一部となっているわけで、自分の内と外の境界線がなくなります。なんかすごいと思いませんか?
 心の底からそう考えられたら、目先の物事にとらわれる自分がとても小さく感じられるようになれると思います。

 でも、これが外国製の食や、国内でも遠方の食ではだめです。いくらおいしくて安全安心でも、それらの食はその地域の空気と水からできているからです。

 今、食の価値は「安くておいしいこと」、あるいは、「安全安心」という言葉で語られますが、その基本は「それを食することでしあわせになれること」だと思います。

 そして、自分が考える「食のしあわせ」というのは、「自分の吸っている空気と飲んでいる水と同じものからできているその土地の食をいただくことで、心と体が健康になること。」身土不二です。



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Posted by しあわせ野菜ガルテン at 20:01│Comments(0)8、”農”への思い
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