2008年08月13日
シルクロードのオアシス都市を訪れて(その6)
世界で2番目に大きい砂漠、タクラマカン砂漠
中国西域、シルクロードが通るタクラマカン砂漠はアフリカのサハラ砂漠に次ぐ世界第2の面積の砂漠です。
タクラマカンという言葉は、「一度入ったら出られない、死の海」を意味するウイグル語です。
シルクロードは砂漠の中の道と言うイメージですが、実際は砂漠の周辺部に現れるオアシスをつないでいる道です。
しかし、砂漠の中から石油が発見され、この石油を運び出すために全長522kmという砂漠横断道路が1994年に作られました。
砂漠というと照り付ける太陽と真っ青な空がイメージされますが、砂漠の中の道は砂ぼこりが常に舞い上がっていて、太陽が霞んでいます。
砂漠はどこまでも続く砂山の世界なのですが、時々木や草が生えていたり、川や池が現れたりします。一番大きな川はタリム川で、満面の水をたたえながら砂漠の中を2196キロメートルも流れ、「さまよえる湖」ロプノール湖に消えています。
砂の海
「シルクロードには一生海を見ない人もいるのでしょうね。」と言ったら、「世界の陸地の1/5以上が砂漠なのに一生見ることがない日本人もいるでしょ。それと同じ。」と言われた。
砂漠の中を縦断する道路
タリム油田の開発のために作られた全長522km(東京大阪間の長さもある)砂漠横断道路、新彊の石油埋蔵量はアメリカの4倍と言われている。タクラマカン砂漠を10時間で横断できる。高らかに「我、死亡の海を征服したり!」と謳う。(下の左の写真に写っている看板に書かれている言葉。)


さまよえる湖「ロプノール湖」に流れ込むタリム川
スウェン・ヘディンの「さまよえる湖」をご存知ですか?
この川の長さは2196km、札幌から鹿児島より長い。この川も砂漠の中をさまよっており、今の場所を流れているのは60年前から。
この広大な川の水が、やがて砂漠の中に消えていく。ロプノール湖は既にない。いつ現れるのだろうか?
中国西域、シルクロードが通るタクラマカン砂漠はアフリカのサハラ砂漠に次ぐ世界第2の面積の砂漠です。
タクラマカンという言葉は、「一度入ったら出られない、死の海」を意味するウイグル語です。
シルクロードは砂漠の中の道と言うイメージですが、実際は砂漠の周辺部に現れるオアシスをつないでいる道です。
しかし、砂漠の中から石油が発見され、この石油を運び出すために全長522kmという砂漠横断道路が1994年に作られました。
砂漠というと照り付ける太陽と真っ青な空がイメージされますが、砂漠の中の道は砂ぼこりが常に舞い上がっていて、太陽が霞んでいます。
砂漠はどこまでも続く砂山の世界なのですが、時々木や草が生えていたり、川や池が現れたりします。一番大きな川はタリム川で、満面の水をたたえながら砂漠の中を2196キロメートルも流れ、「さまよえる湖」ロプノール湖に消えています。

「シルクロードには一生海を見ない人もいるのでしょうね。」と言ったら、「世界の陸地の1/5以上が砂漠なのに一生見ることがない日本人もいるでしょ。それと同じ。」と言われた。
砂漠の中を縦断する道路
タリム油田の開発のために作られた全長522km(東京大阪間の長さもある)砂漠横断道路、新彊の石油埋蔵量はアメリカの4倍と言われている。タクラマカン砂漠を10時間で横断できる。高らかに「我、死亡の海を征服したり!」と謳う。(下の左の写真に写っている看板に書かれている言葉。)



スウェン・ヘディンの「さまよえる湖」をご存知ですか?
この川の長さは2196km、札幌から鹿児島より長い。この川も砂漠の中をさまよっており、今の場所を流れているのは60年前から。
この広大な川の水が、やがて砂漠の中に消えていく。ロプノール湖は既にない。いつ現れるのだろうか?
Posted by しあわせ野菜ガルテン at 08:00│Comments(0)
│11、海外農業研修の思い出