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2008年09月01日

シルクロードのオアシス都市を訪れて(その11)

「砂漠の舟」 ラクダ

 アフリカの砂漠のラクダはヒトコブ・ラクダ、シルクロードで活躍したアジアのラクダはフタコブ・ラクダです。
 野生のラクダはすでに絶滅し、すべて家畜なのですが、普段はオアシスの外の荒原に放し飼いにされていて、春の毛を刈るシーズンになると探しに行くそうです。今でも砂漠の探検が時々行われるそうですが、その際の主役は今でもラクダです。

シルクロードのオアシス都市を訪れて(その11)地平線とラクダ
 ラクダは普段はオアシスの外の荒原に放し飼いにされている。車で走っていると突然ラクダが現れびっくりする。

シルクロードのオアシス都市を訪れて(その11)湖でくつろぐラクダ
 シルクロードのラクダにはコブがふたつある。眼がとてもかわいらしい。


働き者のロバ

 シルクロードの一番の働き者はロバです。小さな体で重たい荷物を黙々と運びます。とても可愛らしいのですが、めったに聞くことはない泣き声はとても悲しげで、哀愁を誘います。
 「神様が動物たちに声を与えようとして集めたときに、あまりにもおとなしいので神様が気が付かないでいて、最後に気がついた時にはこんな悲しげな声しか残っていなかった。」そんなことを考えてしまうくらい悲しい声で鳴きます。
 
シルクロードのオアシス都市を訪れて(その11)シルクロードのオアシス都市を訪れて(その11)シルクロードのオアシス都市を訪れて(その11)

(追加)
 ロバはそんなに働き者でおとなしいのに、人間はロバのオスと馬のメスを交尾させて、ロバのように黙々と働き、馬のように力づよいラマという雑種も作り出しています。なんてことでしょう。


 犬と猫

シルクロードのオアシス都市を訪れて(その11) シルクロードのオアシスに飼われている犬はとっても恐くオオカミではないかと思ったくらいでした。
 民族の興亡の舞台であるシルクロードでは恐くない犬は価値がありません。

 猫を外で見ることは一度もありませんでした。猫は家の中でネズミを取るのが好きだから外に出てくることはないそうです。
 私は小さな頃、飼っていたハトや小鳥や金魚を野良猫に襲われた経験があって、中国や東南アジアでニワトリが放し飼いにされているのに、なぜ猫に食べられてしまわないのかとても不思議でした。どうやら猫はネズミがいればニワトリやハトやアヒルは襲わないのです。
 日本ではネズミを身近な場所から駆逐しておいて、一方では猫は増えて、結果的に猫がネズミを食べることが無くなってしまったんでしょうね。
 今では多くの猫はキャットフードを食べていてハトや小鳥を襲うこともめったにありません。猫にとって、幸せなのか不幸せなのかよくわかりません。


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Posted by しあわせ野菜ガルテン at 22:00│Comments(0)11、海外農業研修の思い出
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