2008年09月03日
ほほえみ弁当
今年の夏、妻は山梨県河口湖の湖畔にあるアルカンシェールというマクロビオティックの研修施設で半断食をやってきました。
何でわざわざリゾート地に行って辛い想いをしなくてはいけないのかなぁと不思議に思ったのですが、断食というのは今はやりのデトックス(体の中の毒を出すこと)に一番有効な方法だそうです。
完全な断食はかえって体を壊すことがあるので、妻が行ったのは半断食、朝夕に茶碗一杯のお粥を食べ、三年番茶などの水分は自由に飲めるというものです。
この断食とマクロビオティックがどのように関係するかというと、断食が終わった後の食事にあります。せっかく体の中から毒を出して綺麗にしたのに、また悪い物を入れたのでは意味がありません、というか逆効果です。
「体の中の毒を排出し、霊峰富士のパワーと美味しい空気ときれいな水と、そしてマクロビオティックの食事で心と体を健康にしよう!!」
そんな夏休みを過ごした妻は確かにとっても元気です。ふ~。
下の写真が半断食のあとで頂いたというマクロビオティックのお弁当です。
肉、魚、卵、牛乳、そして砂糖(上白糖)を使っていないのですが、おいしそうですね。
ほほえみ弁当
断食後にこんなの弁当が待っていればがんばれてしまうかもしれませんね。
なぜ”ほほえみ”なのかは聞いてこなかったようです。
玄米ごはん、奈良漬け、ごぼうのピリ辛しぐれ煮
玄米で扇をかたどり、青のりを散らして松をイメージしています。
カンピョウのように見えますが細長く切ったゴボウです。唐辛子を利かせたニンニク醤油で炒めてあり、見た目は和風ですが、洋風の味付けになっていたそうです。
コーフー(小麦グルテン)の揚げ煮、ビーツの梅酢漬け、無農薬の国産レモンの輪切り
コーフーはお麩(フ)の原料でヘルシーそのもの。しかし、生姜とニンニクと醤油で下味をつけて揚げると、あーら不思議、肉そっくりの味と食感になります。
ビーツはサトウダイコンのことです。茹でた後に梅酢につけてあり少々酸っぱいです。コーフーを油で揚げたので、その口直しとしていただきます。挿してある串が手が込んであること。
アボガドと長芋と人参のおろし和え
こんな感じでアボガドって使えるのですね。 大根おろしが少し黄色いのはカボスとすりおろしたリンゴが加わっているからです。カボスの酸っぱさとリンゴの甘さが夏の暑さの中で爽やかさを与えてくれます。 大根おろしの上に乗っているのは、キュウリの皮で作ったツバメのようです。
大根切り干しとガンモドキとニンジンと絹サヤの煮物
お砂糖は使っていません。醤油と野菜自身の甘みで味付けをしています。特に大根切り干しの戻し汁のダシのうまみと、人参が持っている甘みが引き出されていてとってもおいしいそうです。
いんげんのこんにゃく巻き、長芋の寒天寄せ
インゲンのサクサク感とこんにゃくのプルプル感を、和ガラシを利かせた白みそで包んでいます。
寒天寄せも長芋のシャリシャリ感を残してあり、冷たさの中で食感を楽しみながらいただきます。
シシトウの素揚げ、マイタケのフライ
ほぐしたマイタケを海苔をまぶした山芋で包みこみパン粉をつけて揚げています。
味も食感もカキそのもの、磯の香りが楽しめます。カキの苦手な人でも美味しく食べられるというすぐれものです。
湯葉と板麩のお吸い物
昆布のおダシが体の中をジンワリとしみこんでいったとのこと。なんか贅沢ですね。
グレープフルーツの寒天寄せ
グレープフルーツの酸味と甘みが夏の暑さの中でとっても爽やかです。ジュースから作るのではなく、果実をフードプロセッサーに軽くかけて、あえてツブツブ感を残しながら寒天で固めるので、グレープフルーツの果実そのものをいただいているような感じです。こんなデザートがあったんですね。
何でわざわざリゾート地に行って辛い想いをしなくてはいけないのかなぁと不思議に思ったのですが、断食というのは今はやりのデトックス(体の中の毒を出すこと)に一番有効な方法だそうです。
完全な断食はかえって体を壊すことがあるので、妻が行ったのは半断食、朝夕に茶碗一杯のお粥を食べ、三年番茶などの水分は自由に飲めるというものです。
この断食とマクロビオティックがどのように関係するかというと、断食が終わった後の食事にあります。せっかく体の中から毒を出して綺麗にしたのに、また悪い物を入れたのでは意味がありません、というか逆効果です。
「体の中の毒を排出し、霊峰富士のパワーと美味しい空気ときれいな水と、そしてマクロビオティックの食事で心と体を健康にしよう!!」
そんな夏休みを過ごした妻は確かにとっても元気です。ふ~。
下の写真が半断食のあとで頂いたというマクロビオティックのお弁当です。
肉、魚、卵、牛乳、そして砂糖(上白糖)を使っていないのですが、おいしそうですね。

断食後にこんなの弁当が待っていればがんばれてしまうかもしれませんね。
なぜ”ほほえみ”なのかは聞いてこなかったようです。

玄米で扇をかたどり、青のりを散らして松をイメージしています。
カンピョウのように見えますが細長く切ったゴボウです。唐辛子を利かせたニンニク醤油で炒めてあり、見た目は和風ですが、洋風の味付けになっていたそうです。

コーフーはお麩(フ)の原料でヘルシーそのもの。しかし、生姜とニンニクと醤油で下味をつけて揚げると、あーら不思議、肉そっくりの味と食感になります。
ビーツはサトウダイコンのことです。茹でた後に梅酢につけてあり少々酸っぱいです。コーフーを油で揚げたので、その口直しとしていただきます。挿してある串が手が込んであること。

こんな感じでアボガドって使えるのですね。 大根おろしが少し黄色いのはカボスとすりおろしたリンゴが加わっているからです。カボスの酸っぱさとリンゴの甘さが夏の暑さの中で爽やかさを与えてくれます。 大根おろしの上に乗っているのは、キュウリの皮で作ったツバメのようです。

お砂糖は使っていません。醤油と野菜自身の甘みで味付けをしています。特に大根切り干しの戻し汁のダシのうまみと、人参が持っている甘みが引き出されていてとってもおいしいそうです。

インゲンのサクサク感とこんにゃくのプルプル感を、和ガラシを利かせた白みそで包んでいます。
寒天寄せも長芋のシャリシャリ感を残してあり、冷たさの中で食感を楽しみながらいただきます。

ほぐしたマイタケを海苔をまぶした山芋で包みこみパン粉をつけて揚げています。
味も食感もカキそのもの、磯の香りが楽しめます。カキの苦手な人でも美味しく食べられるというすぐれものです。

昆布のおダシが体の中をジンワリとしみこんでいったとのこと。なんか贅沢ですね。

グレープフルーツの酸味と甘みが夏の暑さの中でとっても爽やかです。ジュースから作るのではなく、果実をフードプロセッサーに軽くかけて、あえてツブツブ感を残しながら寒天で固めるので、グレープフルーツの果実そのものをいただいているような感じです。こんなデザートがあったんですね。
Posted by しあわせ野菜ガルテン at 20:00│Comments(0)
│12、マクロビオティック