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2008年10月16日

キンモクセイに秋を想う。(その2)

キンモクセイに秋を想う。(その2)キンモクセイに秋を想う。(その2)キンモクセイに秋を想う。(その2)

 金木犀がいろいろなところにあるのは、静岡県の木だからです。 だから、学校によく植えられています。
 ちなみに静岡県の鳥はサンコウチョウ、ジュビロのマスコットですね。でも、こちらは見たことがありません。
 
 金があるから銀木犀というのもあります。花の色が銀色(白色)です。金の方が銀より上ですが、遺伝的には銀木犀の方が親で、銀木犀の変種が金木犀だそうです。銀木犀は、親らしく見た感じも少しどっしりしていて葉も大きく落ち着いた感じです。

 金木犀の別名は桂花、夜にとても良いにおいを漂わせるので、月の世界から伝わった仙木と言われています。
 中国の水墨画の故郷である桂林には銀木犀がたくさん植わっているそうです。
 桂林にはずっと以前に行ったことがあるのですが、その頃は樹木にも自然観察にも興味がなかったので全く覚えていません。
 でも、桂花陳酒というお酒を飲んだことは覚えています。日本の中華料理のお店でも置いてあったりしますが、白ワインにキンモクセイの花を3年間漬け込んであり、香りを楽しむお酒です。


 ところで、キンモクセイは漢字で金木犀と書きます。金は花の色からです。では犀は何でしょう? 
キンモクセイに秋を想う。(その2)キンモクセイに秋を想う。(その2)


 金木犀の犀はサイとも読みます。
 漢字は牛と尾からできていて、動物のサイのことです。あの角が一本あるサイのことです。
 なぜ木にサイの字があてられているかというと、 幹が白くてごわごわしていて、黒い粒々があるのがサイ(白サイ)の皮膚に似ていることからだそうです。
 すごい命名の仕方ですよね。



タグ :金木犀

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この記事へのコメント
再び失礼します。(苦笑)
きんもくせいの苗を6年前長男が小学校を卒業する時に記念にいただきました。そのとき福島県いわき市に住んでいたのですが、その半年後に秋田に戻りまして、30センチ位の苗を庭に地植えしましたが、いっこうに成長せず、かといってかれてしまうわけでもなく今に至ります。
やはり秋田では育たないのでしょうか・・・。それとも肥料不足なのでしょうか。(年に二度春と秋に肥料をあげてはいるのですが少ないのかなあ?)
と、ここでぼやいてもしょうがないのですが、私はきんもくせいの香りが大好きで、いつか花が咲いて香るのを待ち望んでいます。

栗の渋川煮、美味しそうです。栗も立派ですね!!
Posted by my at 2008年10月18日 13:32
えーと、苗を見ていないので、あまり自信がないので、参考程度に聞いて下さい。
秋田だから寒い、ということはないと思います。
考えられるのはポットに入れたまま苗の状態で置いておいたために根が回ってしまっていて、根が伸びていないのじゃないかなあ。
それでも少しずつ根を伸ばしているだろうから、枯れていないならそのまま置いておいてもいいし、いっそのこと一度掘り上げて根を切ることで若返らせてあげてしばらくは大きめのポットで養生してあげるという方法もありかなと思います。でも、やるとしたら春かな。
Posted by sumisumi at 2008年10月23日 23:21
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