2008年11月10日
「ブタがいた教室」見てきました。

内容は「6年2組を担任することになった新米教師の星先生は、食べることを前提として子ブタを飼うことをクラスの生徒たちに提案する。校長先生にも相談し、卒業までの1年間26人の生徒が子ブタの面倒を交代でみることになる。最初は戸惑っていた子どもたちも、“Pちゃん”と名付けた子ブタを次第にかわいがるようになり……。」という実話をもとにした妻夫木聡主演の映画です。
高校1年生の姪と見に行ったのですが、最後どうなるかの予想は姪は「食べない」、自分は「食べる」でした。
自分としては「最後に食べないと食育にならない。反対意見はあるけど映画だからこそ食べてほしい」と思っていましたが、子供たちが豚に名前をつけたり、一緒に遊んでいたりするのを見ていると、結果はそうはならないかなぁなどとも思えてきました。
それから、結果はともかく新任の教師にこういうことをさせてあげた周りの環境がすごいなあと思いました。
理想論として多くの先生方がこんな教育をしてみたいと思いながらも、今の教育の現場は、そのようなことをやることができない環境にあるような気がします。
ついつい反対してしまうのだけど、後ろから支えてあげられるような人間になりたいなぁ、と映画を見ながら思いました。


農業コースがある藤枝北高校では、お米をアイガモ農法で栽培していました。。
アイガモ農法は水田に放したアイガモの雛が雑草を食べることで除草剤を使わなくて済む農法です。
お米が収穫できる頃にはアイガモも大きくなり肉とします。毎日元気よく動き回っていたアイガモの肉は引き締まっていてとても美味しいです。
自然に優しい農法として注目されていて、そのような教育目標から取り組んだそうですが、生徒たちが校長室に「アイガモを食べないで欲しい。」と直談判に行ったという話を聞きました。
今から4,5年前の話ですが、実は結末を聞いていませんでした。
先生方のことはよく知っていますので、予想では食べたと思うのですが・・・・
Posted by しあわせ野菜ガルテン at 21:16│Comments(0)
│8、”農”への思い