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2008年12月11日

フィリピンで木を植える(その6)

2006年の夏、フィリピンへ植林をしに行ってきました。
熱帯林の減少は地球温暖化や生物の絶滅に関連した重要な問題です。
日本にいると実感はありませんが、事態は想像以上に深刻です。

「植林は日本が誇れる農業技術である」

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穴を掘り苗木を植えることが農業技術だといわれても最初はピンと来ませんが、植林は日本が誇れる農業技術です。

熱帯地方における森林は自然に再生されます。
だから、植林ということをしたことがありません。
かつての小規模な焼き畑農業はとても自然に優しい農業でした。

しかし、現在の伐採は森の自然再生が不可能なほどの大規模なものです。
そんな、森林伐採が行われているにもかかわらず、植林という概念がないため、はげ山だらけになっています。

豊かな水と温度はあるので、植林さえすれば15年程度で森林が復活するのに、「木を植える」という発想がないのです。
東南アジアの山をはげ山にしてしまった一番の加害者は日本です。
だから、日本人が行って植林という技術を伝えなくてはいけないのです。
 



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Posted by しあわせ野菜ガルテン at 20:03│Comments(0)11、海外農業研修の思い出
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