2009年05月29日
メジャーデビュー
昨年アップした下記のブログ記事が、なぜか@niftyの目にとまり、5月30日午前11時~5月31日午前11時のあいだ@nifty デイリーポータルZのトップページ(http://portal.nifty.com/)に掲載されることになりました。
日替わりで興味深い出来事やホームページを紹介しているサイトのようです。その後はバックナンバーのページ(http://portal.nifty.com/cs/link/backnumber/1.htm)に掲載されるそうです。
@niftyといえばニフティー・サーバーから続く全国版です。たった一日ですが、メジャーデビューなのです。
アクセスが増えるのかなぁ?
それにしても、改めて読むと、近頃の記事に比べて昨年の方が気合いが入っているような気がしますが、まぁいいとしよう。

「日本生まれなのに名前はモロッコ。モロッコインゲン」
僕はモロッコインゲンのモロゾフ3世だよ。
数年前、掛川市内の大手スーパーで”モロッコから輸入されたインゲン”って書かれて売られていたこともあるのだけど、「モロッコ・インゲン」っていう名前の日本育ちの日本人だよ。
僕の家系の歴史を聞いてくれるかい?
もともと僕のご先祖様はメキシコやパナマなど中南米ってところに住んでたんだ。だから、ラテン系なんだな。「オ・レッ」だよ。
そのあと、コロンブスさんが来てヨーロッパに移り住んだんだ。「ボナセーラ」だよ。
そのうち、今度はシルクロードを歩いて中国に行ったご先祖様の仲間がいたんだ。シルクロードはとっても大変だったみたいだよ。疲れて疲れて、「ニイハオ」ってあいさつした時はやせてて別人のようにスマートになっちゃていたんだ。
そんな細くなったご先祖様を、さらに、隠元禅師っていうお坊さんが江戸時代に日本に連れて来たんだな。「こんにちわ」だよ。その時から「インゲン」って呼ばれるようになったんだ。隠元禅師さまにはなんか申し訳ない気がするけど、名前が残ったから喜んでくれたらいいなぁ。
そんな風な長~い歴史の中で細くなったご先祖様たちを日本では「インゲン」って呼ばれるようになったんだけど、コロンブスさんがポルトガルに連れて行ってそのまま地中海周辺で育った僕の直系のご先祖さま達は大きな体のままだったんだな。
昭和になって今度はタキイ種苗さんが飛行機で日本で連れて来てくれて、日本の野菜の仲間に加えてくれたんだ。今度は快適だったから太ったままさ。
それでもって名前が何で「モロッコインゲン」かって言うと、これが、ちょうどそのころ「カサブランカ」っていうモロッコを舞台にした映画がはやっていたからなんだ。
正確な名前は「平莢(ひらさや)インゲン」って言って、実は「モロッコインゲン」というのはタキイ種苗さんの商品名さ。だから、、サカタのタネさんでは「ジャンピーノ」というんだ。
モロッコはポルトガルやスペインの対岸にある北アフリカの国で、最大の都市はカサブランカです。
以前は性転換手術を連想させる国でしたが、1980年代にフェスとマラケシュの旧市街が世界遺産に指定された頃からイメージが良くなり、それに伴ってモロッコインゲンの名前が一般化したような気がします。(私だけの見解です。)
自分は沢田研二のカサブランカダンディを口ずさんでしまう世代ですが、このインゲンを紹介したタキイ種苗の方は自分より年配で、映画「カサブランカ」のファンだったのでしょうね。
※『カサブランカ』は1942年製作のアメリカ映画。(以下Wikipediaより)
フランス保護領であったモロッコの都市カサブランカが舞台。酒場の主人として生きるアメリカ人男性(ハンフリー・ボガート)が、かつて愛した女性(イングリッド・バーグマン)と偶然の再会を果たすが彼女にはナチスに追われる夫があり・・・。終わった恋のために命を懸ける男が主人公のドラマです。
日本の皆さん こんにちは
モロッコと いう名で店に 出ています
日替わりで興味深い出来事やホームページを紹介しているサイトのようです。その後はバックナンバーのページ(http://portal.nifty.com/cs/link/backnumber/1.htm)に掲載されるそうです。
@niftyといえばニフティー・サーバーから続く全国版です。たった一日ですが、メジャーデビューなのです。
アクセスが増えるのかなぁ?
それにしても、改めて読むと、近頃の記事に比べて昨年の方が気合いが入っているような気がしますが、まぁいいとしよう。






「日本生まれなのに名前はモロッコ。モロッコインゲン」
数年前、掛川市内の大手スーパーで”モロッコから輸入されたインゲン”って書かれて売られていたこともあるのだけど、「モロッコ・インゲン」っていう名前の日本育ちの日本人だよ。
僕の家系の歴史を聞いてくれるかい?
もともと僕のご先祖様はメキシコやパナマなど中南米ってところに住んでたんだ。だから、ラテン系なんだな。「オ・レッ」だよ。
そのあと、コロンブスさんが来てヨーロッパに移り住んだんだ。「ボナセーラ」だよ。
そのうち、今度はシルクロードを歩いて中国に行ったご先祖様の仲間がいたんだ。シルクロードはとっても大変だったみたいだよ。疲れて疲れて、「ニイハオ」ってあいさつした時はやせてて別人のようにスマートになっちゃていたんだ。
そんな細くなったご先祖様を、さらに、隠元禅師っていうお坊さんが江戸時代に日本に連れて来たんだな。「こんにちわ」だよ。その時から「インゲン」って呼ばれるようになったんだ。隠元禅師さまにはなんか申し訳ない気がするけど、名前が残ったから喜んでくれたらいいなぁ。
そんな風な長~い歴史の中で細くなったご先祖様たちを日本では「インゲン」って呼ばれるようになったんだけど、コロンブスさんがポルトガルに連れて行ってそのまま地中海周辺で育った僕の直系のご先祖さま達は大きな体のままだったんだな。
昭和になって今度はタキイ種苗さんが飛行機で日本で連れて来てくれて、日本の野菜の仲間に加えてくれたんだ。今度は快適だったから太ったままさ。
それでもって名前が何で「モロッコインゲン」かって言うと、これが、ちょうどそのころ「カサブランカ」っていうモロッコを舞台にした映画がはやっていたからなんだ。
正確な名前は「平莢(ひらさや)インゲン」って言って、実は「モロッコインゲン」というのはタキイ種苗さんの商品名さ。だから、、サカタのタネさんでは「ジャンピーノ」というんだ。

以前は性転換手術を連想させる国でしたが、1980年代にフェスとマラケシュの旧市街が世界遺産に指定された頃からイメージが良くなり、それに伴ってモロッコインゲンの名前が一般化したような気がします。(私だけの見解です。)
自分は沢田研二のカサブランカダンディを口ずさんでしまう世代ですが、このインゲンを紹介したタキイ種苗の方は自分より年配で、映画「カサブランカ」のファンだったのでしょうね。
※『カサブランカ』は1942年製作のアメリカ映画。(以下Wikipediaより)
フランス保護領であったモロッコの都市カサブランカが舞台。酒場の主人として生きるアメリカ人男性(ハンフリー・ボガート)が、かつて愛した女性(イングリッド・バーグマン)と偶然の再会を果たすが彼女にはナチスに追われる夫があり・・・。終わった恋のために命を懸ける男が主人公のドラマです。
日本の皆さん こんにちは
モロッコと いう名で店に 出ています
Posted by しあわせ野菜ガルテン at 20:25│Comments(0)
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