2010年09月27日
天使の分け前
無農薬で作っている光陽の里での里芋の葉の様子です。
向こうに行くに従って里芋の葉が消滅しているのがわかりますか?
虫(ハスモンヨトウとセズジスズメガの幼虫)が食べつくしてしまいました。

以前、有機農業の生産者の畑に行ったときにこんな話を聞きました。。
「ワインを熟成保存しておくと、熟成中に水分・アルコール分が蒸発し、最終的な製造量が目減りします。これを天使の取り分とか、天使の分け前といいます。
有機農業では収穫予定の何割かは虫たちに食べられてしまいますが、これを自分は天使の取り分と思っています。」
聞いた時には感動しました。「虫たちは敵ではなく共生者であり、生産物をシェアするのだ」と。
ところが、現在のところ自分の有機農業はそんな牧歌的なものではありません。
どっちかというと、下剋上、分捕り合戦、情けがありません。
「そんなに根こそぎ食べたらお前たちも困るじゃないか!」と怒れるくらい、これでもかこれでもかと虫たちが食いつくしています。
教員を退職して、一日に会う人の数がとっても減りました。
ところが虫たちには毎日千匹、一万匹の単位であっています。
時々夢にも出てきています。
はやく共生者になりたいものです。
向こうに行くに従って里芋の葉が消滅しているのがわかりますか?
虫(ハスモンヨトウとセズジスズメガの幼虫)が食べつくしてしまいました。
以前、有機農業の生産者の畑に行ったときにこんな話を聞きました。。
「ワインを熟成保存しておくと、熟成中に水分・アルコール分が蒸発し、最終的な製造量が目減りします。これを天使の取り分とか、天使の分け前といいます。
有機農業では収穫予定の何割かは虫たちに食べられてしまいますが、これを自分は天使の取り分と思っています。」
聞いた時には感動しました。「虫たちは敵ではなく共生者であり、生産物をシェアするのだ」と。
ところが、現在のところ自分の有機農業はそんな牧歌的なものではありません。
どっちかというと、下剋上、分捕り合戦、情けがありません。
「そんなに根こそぎ食べたらお前たちも困るじゃないか!」と怒れるくらい、これでもかこれでもかと虫たちが食いつくしています。
教員を退職して、一日に会う人の数がとっても減りました。
ところが虫たちには毎日千匹、一万匹の単位であっています。
時々夢にも出てきています。
はやく共生者になりたいものです。
Posted by しあわせ野菜ガルテン at 19:00│Comments(0)
│8、”農”への思い