今日は、ササホウサだっただに。

しあわせ野菜ガルテン

2008年07月13日 02:02

シリーズ 「掛川の西郷と倉真地区の言葉」 (その3)
 現在働いている農場にはいろいろなパートさんがいますが、その中にとても慕われているパートさんがいます。彼女の人気の秘密は人柄の良さと、その独特の掛川方言。でもこの方言、自分には理解できるのですが、同じ掛川の人でもわからない言葉が多いようです。
 彼女の言葉は自分の亡くなったおばあちゃんが話していた言葉そのものです。彼女の家は倉真、自分は西郷です。どうやら、掛川の北部だけに通じる方言もあるようです。
 そこで、遠州弁、掛川弁も含めて、彼女の話す言葉を「掛川の西郷と倉真地区の言葉」と題して報告します。

1、どいかい木があるとこまで速いっこするか!

2、あの子、けっこいねぇ

3、そんなこと、おえんよ

4、よどが出る。

5、今日は忙しくて忙しくて、ささほうさだよ。


※3、「おえんよ。」は「いけないよ。」です。
※4、「よど」は「よだれ」のことですが、雰囲気的に方言というより古語ではないかと思うのですが、どうでしょうか?意外と他の地域でも使われている気がするのですが。
※5、「ささほうさ」は番外編。西郷や倉真では使いません。掛川の南部地域、上内田の友人が使っていました。「慌てふためいて、何が何だかわからない。」という時に使うようです。高校時代に初めて接した他の地域の方言ですが、なんか愛着のある楽しい言葉で気に入っています。

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