今日は、タイゲでオエン。
シリーズ 「掛川の西郷と倉真地区の言葉」 (その4)
このシリーズを始めてから、そういえば昔はこんな言葉を使っていたなぁと懐かしい気持ちになることが多くなった私ですが、先日は驚くことがありました。
その日はとても暑くて、農作業がとても大変だったのですが、
疲れてちょっと手を休めた時に、「タイゲでオエンなあ」と自分の口から出てきました。しかし、言っている自分で意味がわからないのです。「オエン」というのは「いけない。良くない。」ということだけど「タイゲ」って何だ?「大義」か?「怠気」か?いったい何だんだ?って感じでした。
そこで、掛川方言のお師匠に聞いてみたところ、「そりゃあ、あんた、”感だるくてえらい”ってことだにぃ。」と教えてくれました。
きっと、昔は自分自身も普通に使っていたんでしょうね。意味もわからなくなっているのに自然に出てきたということは、”感だるくてえらい”経験をよっぽどしていたのでしょうか?
ちなみに「えらい」ということは大変ということで偉いではありません。念のために。
関連記事