アグリビジネススクール

しあわせ野菜ガルテン

2010年02月06日 19:05

 静岡県庁農業振興室が主催する農業版ビジネススクール「アグリビジネススクール」の修了式がありました。
 1年間に6回の講義があり、農や食に関する先進的な事例を展開している経営者の話を聞いたり個別相談をしたり、経営コンサルタントの方々からのアドバイスをいただいたりしながら、最終回は個々のビジネスプランをプレゼンテーションするというものでした。これ以外にも農林事務所の方の計らいで個人的な農場視察をさせてもらったり、コンサルタントの方が直接来てくださってアドバイスをいただきました。
 15の農業経営体の参加がありましたが、自分以外はすでに確固たる農業を実践している方々ばかりで、圧倒されることの方が多かったのが現実です。
 でも、そのような方々もみんな苦労した時期があって、いま現在も苦労していて、だからこそ新たな展開をしようと考えていること、そして、それを楽しそうに話していることにとっても刺激を受けました。
「好きな農業をやっているのだから楽しくやろう。」「しあわせ野菜という名前なんだから、しあわせにやろう。」「農業って、考え方ややり方によって可能性がどんどん広がるんだ。」そんなことを痛感しました。




 閉校式で静岡県産業部長さんから静岡県の農業の担い手の話がありました。

 静岡県内の農業経営者の7割が65歳以上で、今後の10年で5万人が農業から離れていくと予想されてます。
1年間に5000人が農業をやめていくのですが、新たに農業を始めるのは年間200人、離農者の4%です。 
 自分は農業に興味を持った高校生を受け入れることができるような農業経営体を目指して起業しました。
 ぼちぼちしていてはいけません。

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