農業の講演

しあわせ野菜ガルテン

2010年02月08日 19:05

先日、磐田にある農林大学校の生徒さんに話をする機会がありました。
自分はまだ経営的には成功しているわけではないので、話をしていいものなのかなぁと思ったりもしました。

でも、農業高校や農林大学校の生徒さんに農業の可能性について伝えるのが、自分の起業の目的です。
苦労している今だから伝えられることを話してきました。





生徒さんの感想が送られてきました。

・自分の思っていることを隠さず話してくれて、とても身近な感じで話が聞けました。
・農林業で起業しようとしている人は多く存在すると思いますが、実際に起業した人の話を初めて聞きました。農業や野菜作りに対する考えはとても参考になりました。
・農業の厳しさを何となく理解していましたが、詳細は分っていませんでした。今日の話は農業の厳しさについて再確認するのによい機会であったと思います。
・農業は大変だからこそ、起業するためには理念をしっかり持つことが大切だということがよくわかりました。
・話を聞いて農業は楽しいと思えるようになりました。
・夢を持って農業で起業している人が多くなっていると思いました。こんな想いがもっと広がれば農業の未来は明るいと思います。自分も見習いたいです。
・長男だから農家を継げと言われて、今こうして農林大に来て勉強をしていますが、本当に自分がやりたい農業はどんなことなのか、そんなことを考えました。
・私は今、就職のことで悩んでいます。絶対「花」に関する仕事をしたいのですが、給料も安く安定していないと言われています。しかし、今回の講演でやはり自分がやりたいことをやるべきだと実感しました。花を用いて、花の美しさ、育てる楽しさをいろいろな人に伝えたいと思いました。
・今、寮生活をしていてそこでの食事は唐揚げや焼肉などを出してくれておいしいのだけれど、何か物足りないと感じています。小さいときは苦くて嫌いだった自宅で作ったダイコンやピーマンも今となれば家の味と思えます。野菜作り始めたきっかけの話を聞いて、家で出される食事は野菜がメインで豪勢ではありませんが、とても幸せなんだと思いました。



なかにはこんな感想もありました。

・私は畜産学科なので、マクロビオティックは少々いただけないです。肉、牛乳、卵は是非食べて下さい。
・お金のためではなく・・・と言いつつ、お金の話やどうやったら儲かるかなどの話が多く、やはり理想と現実のギャップがあるのかなと思いました。「農業の大切さ」「楽しさを」と言っていましたが農家というより経営者になりたいのかなと感じ、少しモヤモヤしました。


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