2008年06月17日
人生をマラソンに例えると・・・・

今年は”農業をやるための体力作りの年”ということで、駿府マラソン(21km)、焼津マラソン(21km)、掛川新茶マラソン(42,195km)に出場しました。何しろ走っている時間が長くて長くて、そんな時に考えたことです。
(写真は2008年4月20日、掛川新茶マラソン)
人生をマラソンに例えると・・・
男性の平均寿命は79歳ですが、今から起業する自分としてはそんなことを言っていられません。60代はまだまだ現役で一生懸命働かなくてはいけません。そこで84歳まで生きると仮定してみました(大丈夫かなぁ)。
でも、そう考えると先はまだまだ長いから元気になれる気がするのですが・・・。
マラソンの距離は42.195km、ちょうど2倍するとゴールが84歳となります。
しかし、マラソンも人生も山あり谷ありなんだな、これが。
1、10km(20歳)までは何とでもなれる。
大変だけど体力は十分、気合も十分。
速い人は本当に速くてうらやましくなったりするけど、
でも自分は自分で何とか頑張って走り続けることができる。
2、10km(20歳)から20km(40歳)までは頑張っているのだけど、
少しづつペースが下がっていくのがわかる。
気持はあるのに体が付いていかないのがわかる。
走るのが時々苦痛になる。
3、20km(40歳)から30km(60歳)までは、
疲れてきてあまり考えられなくなる。
走っていることだけで精いっぱい。
一回歩くとなかなか走り出せられなくなる。
「なんで、こんな苦しいことやっているのかなあ、」などと思う。
4、30km(60歳)を過ぎると、目標の設定時間を
理由をつけてはどんどん下げ始める。
「ここまで頑張ったから、棄権をしてもいいかな」などと思う。
実際、棄権する人が増えてくる。
こんな時には応援の声がとっても嬉しい。
一緒に走ってくれる人がいるととても助かる。
5、そしてゴール42.195km(84歳)。
もうへとへと。
マラソンの場合、ゴールした時には充実感より、疲労いっぱいです。
「あー、疲れた。早くゆっくりしたいなあ。何も考えないで寝たいなあ。」などと思ったりします。
意外と人生の終わりもそんな感じなのかも知れません。
6、ゴール後
ここまではマラソンは人生そのものだと思う。
でも、この後に決定的に違うことがある。
マラソンの場合、ゴールした時は疲労感いっぱいだけど、
一晩寝ると、 「今度はどのレースに出ようかなあ。」とか、
「どうしたら、もっと速くなれるかなあ。」とか、
「もっともっと練習しなくちゃ」と思うから不思議です。
でも、人生は一回きり。次はないです。
ゴールする時まで充実感を持って走り続けたいものです。
Posted by しあわせ野菜ガルテン at 20:26│Comments(0)
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