2008年06月09日
トマトの先端のプツッの正体(6月7日の答え)
トマトの先端のプツッは雌しべの痕跡です。

トマトは自分の花粉が自分の雌しべについても実が肥大して種ができる自家受精植物です。
左の写真で黄色い花の先が筒状になっていますが、これは雄しべがくっついてしまったもので、内部は花粉でいっぱいです。この袋の中をめしべが伸びてきて、自分の花粉で受粉します。
受精後はめしべにつながっている子房という部分が肥大して果実となります。ですから果実の先端のプツッとしたところは雌しべのついていた痕跡です。農場では収穫する時まで果実の先にめしべがくっついていることが多いです。

左の写真で黄色い花の先が筒状になっていますが、これは雄しべがくっついてしまったもので、内部は花粉でいっぱいです。この袋の中をめしべが伸びてきて、自分の花粉で受粉します。
受精後はめしべにつながっている子房という部分が肥大して果実となります。ですから果実の先端のプツッとしたところは雌しべのついていた痕跡です。農場では収穫する時まで果実の先にめしべがくっついていることが多いです。
Posted by しあわせ野菜ガルテン at 18:42│Comments(0)
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