2008年06月02日
キュウリ君 何しているの?

実はキュウリは本当は地面を這っていきたいのです。ところが原産地であるヒマラヤ山脈の麓の気候に比べて日本は蒸し暑くて地面に這わせると、うどんこ病やすす病というカビの病気にすぐなってしまいます。そこで日本人はきゅうりに支柱をして空中に伸ばしていく方法を生み出しました。きゅうりの蔓には地面に伸びていいたっ時に石や草につかまっているくらいの力しかなく、自分の力では支柱をよじ登っていくことができません。そのために支柱とひもを使って結んであげる必要があります。(トマトも同じことがいえます。何しろトマトには巻きひげすらありません。)
夏の真っ青な空に向かって伸びていくことになってしまったキュウリのツルは何かつかむことができるものないかと、風に揺られながら一生懸命に手を伸ばしています。
瓜のつる 右へ左へ けなげだね
Posted by しあわせ野菜ガルテン at 20:41│Comments(0)
│1、野菜の不思議、発見!