2008年07月06日
ゲンノウって変な名前ですよね。

ゲンノウ、改めて口に出して言うと、変ね名前だと思いませんか?
日本全国どこでもゲンノウで通じますが、実は静岡県に縁のある道具です。
ゲンノウは玄能とも書き、静岡県下田市南伊豆にある玄通寺を南北朝時代(14世紀末)に開いた玄翁和尚からつきました。
玄翁和尚はとても勇敢な人で、修業時代、当時の人々を苦しめていた悪霊の石を大きな金鎚でたたき割ったそうです。そこから大きな金鎚を玄翁(玄能)と呼ぶようになりました。
何で石が人々を苦しめるのかよくわかりませんが、掛川の日坂の夜泣き石と同じように昔は大きな石には魂が宿っていると考えられたのでしょうね。
Posted by しあわせ野菜ガルテン at 22:01│Comments(0)
│5、この頃の農作業