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2008年10月11日

イチョウの不思議発見!! (その2)

 昨日に続いてイチョウの話です。

 写真は昨年、生徒と一緒にギンナンを煎っているところです。自然観察をテーマとした、授業の一環です。この日の課題は「ギンナンのおいしい食べ方」、なんかいい授業ですね。

 ただし、ここに至るまでは大変。
 何しろ落ちたばかりの果肉が付いているギンナンはウンコのニオイ、とっても臭いのです。
 では、なんでそんなに臭いのでしょうか?

イチョウの不思議発見!! (その2)イチョウの不思議発見!! (その2)イチョウの不思議発見!! (その2)
 答えの前に、ちょっと別な話。

 世界で一番に大きな花を知っていますか?
 ボルネオ島に自生しているラフレシアです。この花は花粉をハエによって運んでもらいます。そこで、ハエが一番喜ぶ肉が腐ったニオイを出しています。ラフレシアが咲くと森の中がこの匂いで充満するそうです。
さて、イチョウの全盛期は恐竜の時代、2億年前のジュラ紀です。その当時は17種類のイチョウがあったことが化石からわかっています。恐竜と同じように氷河期にイチョウもほとんど全滅しましたが、中国の奥地に一種類だけ生き延びていたのが現存しているイチョウだそうです。

 そこから考えると、「ギンナンが放つウンコのニオイがとっても好きであった恐竜がいたはずである。」  ・・・ と思うのです。

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 「思うのです。」と、いま一つ歯切れが悪いのは、銀杏が臭いということはいろいろな本に書いてあるのですが、「なぜ臭いのか」は書いてないからです。不思議だと思うのですが・・・・・


タグ :イチョウ

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