2009年01月01日
伊勢神宮へ初もうで
初詣に伊勢神宮へ行ってきました。
伊勢神宮は、おかげ横丁がある内宮の方がメインですが、今回の一番の目的は外宮への参拝です。
外宮の神様は豊受大神(とようけ・おおみかみ)という五穀豊穣の神様で、衣食住や産業の守護神です。
今年は農業がいよいよ本番です。
五穀豊穣の神様に会うために朝4時に掛川を出発しました。
浜松から伊良湖までは2時間30分、伊良湖に車を置いて6時35分のフェリーに乗りました。
6時59分の初日の出を海の上から見ることができました。
外宮の到着は8時50分、掛川から5時間かかりました。
明治神宮に外苑(がいえん)があるから、伊勢神宮の外宮を「がいぐう」と言いたいところですが外宮は「げくう」です。
豊受大神(とようけ・おおみかみ)というスサノオノミコトの娘です。
農業の神様は女性なんですね。
外宮を参拝してから内宮を参拝するのが習わしということで、天照大御神の内宮へ。
なんと、参拝するのに2時間かかりました。
景気が悪くなると参拝が多くなるということですが、そういうことなのかなぁ?
自分達は午前中に着いたのでまだ早い方で、自分達が参拝が終わった1時ころには行列はもっと伸びており、あのままでは3時間半くらいはかかったんじゃないのかと思います。
行列が並ぶ赤福の本店
去年の正月は製造日の偽造問題で販売を中止していた赤福の本店。
今年は全く関係なしです。
自分たちもお土産に赤福を5つ買った上で、そこの場所で赤福ぜんざいまでいただいてきました。
そうやって考えると、現在の中国野菜の問題も世間が気にしなくなる可能性もあるわけで、
自分の農業経営も「地産地消で安心安全」などということだけで売ろうとすると痛い目を見る可能性ありです。
一年中飾ってある、伊勢のしめ飾り
「お伊勢さんには神様が一年中いるから。」と思っていましたが違うそうです。
その昔、スサノオノミコトが二人の兄弟がすむこの地に立ち寄り、一晩泊めてくれるよう二人に頼んだところ、裕福な弟は断り、貧しい兄がミコトを泊めてあげたことから、立ち去る時に、「今後、兄の家には災いが来ないようにする。」という約束してくれたそうです。
その兄の名前が蘇民将来といい、しめ飾りには「将来の家の門だよ」ということで「将門」、これだと平家の「平将門」と間違えられるので「笑門」としたそうです。
一説にはスサノオノミコトは宿泊を断った弟の家の者を虐殺したとのことで、こうなるとお祝いと言うより必至な思いが伝わってきます。
このスサノオノミコトの娘が外宮の神様です。
※長崎の島原地方も一年中しめ飾りを飾るそうです。
ここでは『私はキリスト教信者ではありません。だから罰しないでください』という意味です。
発想としては同じですね。
Posted by しあわせ野菜ガルテン at 23:26│Comments(0)
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