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2009年11月06日

樹齢100年の柿の木

我が家は今年で101年目となります。
この柿の木は本家(ほんけ)から独立して家を建てたときに植えられました。

場所を移して今は茶園のそばの山の斜面に植わっています。

樹齢100年の柿の木樹齢100年の柿の木


肥料をやっていないのですが、自然の力だけでたくさんの実をならせています。

甘味は少なく、素朴な感じです。
形もゴツゴツしているし、カメムシの刺し痕もあります。

でも、100年前って言うと日露戦争や日韓併合といった時代です。
なんかすごいなあ。

「食の価値って、おいしさであったり、栄養であったり、安心安全であったりするけど、その野菜や果物が持っている生い立ち(物語)も、ひとつの価値じゃないのかなぁ」

なんてことを、樹齢100年の柿を食べながら考えています。

鉛筆 追加 (その1)

 日曜劇場「JIN-仁」を見ながら、「坂本竜馬のいた時代は1860年代、そうか自分が生まれる100年前って江戸時代なんだよなぁ。樹齢100年ってそういうことなんだよなぁ。」などと思うと、ますます感慨にふける秋の夜長です。

筆 追加 (その2)

 樹齢100年の柿の木が植わっている場所は、野菜畑を作るために来年から農地造成が始まります。
 だから、今年が最後の収穫です。


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Posted by しあわせ野菜ガルテン at 20:30│Comments(2)8、”農”への思い
この記事へのコメント
柿の木だけを残す事はできないのでしょうか?
せっかく100年も生きたのだから残してあげたいです。
切ることはいつでもできるから残してもらいたいです。
Posted by みみっち at 2009年11月07日 08:30
コメントありがとうございます。
そうなんですよね。
100年ってすごいですものね。

 出来たら残せないかと思ったのですが、今回の場合、残すためには植え直しをしてあげないといけないのですが、植え直しをして根がつくだけの力が木に残っていません。

 そして何より、残してあげるだけの柿の果実の価値(味、硬さ、形、収穫しやすさ)がないのですよね。

 果物は食されてこそ価値があるもの、この柿の木に限らず、農家に植えられている柿の木の多くは、その多くは鳥の食べ物になっています。
 自分で食べないのなら販売したり人にあげればいいんじゃないのかと思うのですが、そのためには肥料をやったり、虫を防除したり、木に登って収穫したりしないといけないのです。
 柿の木があっても食べるのはごく一部、スーパーで売られているリンゴやナシやブドウを食べることの方が多いんですよね。
 「食のあり方」について考えさせられます。
Posted by sumisumi at 2009年11月08日 07:03
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