2009年11月20日
今日は「おいべすこう」です。
今日11月20日は恵比寿講です。
恵比寿さまは商売の神様ですが、五穀豊穣の農業の神様でもあります。
この地域では恵比寿さまのことを「おいべっさん」、恵比寿講のことを「おいべすこう」と呼んでいます。
そして「おいべすこう」の日には、お桜ご飯とメダカをお供えしてお祝いをします。
・・・・・と、自分の知っていたことはここまで、良い機会なので母親からいろいろと教えてもらいました。

Q、何でこの時期に「おいべすこう」をやるの?
今は旧暦では10月の神無月、神様たちが出雲に出かける月です。しかし、生活を守る恵比寿様は出雲に行かず留守を守ってくれています。
でも、そろそろ神様たちが帰って来ます。神様の留守中どうもありがとうございました、ということで労をねぎらうのが恵比寿講です。
Q、いつもは食器棚の奥に恵比寿様を飾っているのはなぜ?
恵比寿様は神様たちの目につかないように低くて暗い所に南向きに飾ります。五穀豊穣の神様ということもあって食器棚の奥に飾られています。
でも、恵比寿講の日は特別、神様たちはいませんので明るい所に出して労をねぎらいます。
Q、恵比寿講なのになんで大黒様も一緒なの?
恵比寿講の時にお札を新しくしますが、入れ替えるのではなくて以前のお札の上に重ねていきます。神様たちの留守を守ったという実績を重ねているのかなぁ。
鯛と釣竿を持っているのが恵比寿さま、米俵の上で小槌を持って頭巾をかぶり袋を担いでいるのが大黒様です。
恵比寿様も大黒様も共に七福神の一人です。詳しく言うと恵比寿様は漁の神様、大黒様が豊作の神様、二人あわせて商売繁盛の商い神となるそうです。
農家にとっては大黒様をおろそかにしてはいけません。
Q、何をお供えするの?
朝には、葉つきの大根2本、甘酒、米粉のお餅、メダカを、夕にお桜ごはん、野菜の煮あげ(季節の根菜類)、お頭つきの魚の塩焼きをお供えします。、
Q、なぜ葉つきの大根なの?
良く分からない。
なぜなんだろう?
Q、なぜ、米粉のお餅なの
このお餅はうるち米を一晩水で浸してからすり鉢ですって平らに延ばして作ります。
だから、食べると白い粉が付きます。これが大切。
戻ってきた神様が恵比寿様に「私がいない時にごちそうを食べさせてもらったりしたんだろ?」と聞くそうです。
そしたら恵比寿様は米粉のお餅で白くなった口の周りを見せて話します。
「めっそうもありません。何も食べなくて口の周りにカビが生えて真っ白になってしまいました。」と答えるそうです。
昔の子供たちはこんな話をおばあちゃんから何回も何回も聞きながら、神様達のことを空想していたんでしょうね。
いいと思いませんか?
Q、なぜ、メダカなの?
朝はメダカ、夕は尾頭付きの魚になります。
なぜメダカなのか良く分からないのですが、自分が思うに「このような小さな魚しかとれていません。もっと大きな魚をとらせて下さい。」というお願いなのじゃないかなぁ?
どう思いますか?
このメダカは野菜畑の横を流れる用水路にいます。
メダカが減ってきたと言う話を知った時に「そうなると恵比寿講の時に困るよなぁ」と思ったものでした。
いつまでもメダカをお供えできるような環境を守っていきたいものです。
Q、なぜサクラ飯なの
静岡市育ちの妻は知らなかった。
もしかしたらサクラ飯は遠州地方の風習かも知れません。
小さな時には「おさくら」とか「黄色いごはん」と呼んでいました。
ごちそうです。
作り方の目安は、お米1合当たり、お酒 大さじ 1杯、醤油 大さじ 0.5杯、お塩 少々です。
ほんのり醤油色が桜の色を連想するそうです。
「おさくら」はオコゲができやすいのですが、これがまた美味しいのです。
それで、なぜ「おいべっさん」にサクラご飯なのか、これはわかりません。
なぜか、仏事の時にも炊きます。
きっと、非日常の食事なんでしょうね。
恵比寿さまは商売の神様ですが、五穀豊穣の農業の神様でもあります。
この地域では恵比寿さまのことを「おいべっさん」、恵比寿講のことを「おいべすこう」と呼んでいます。
そして「おいべすこう」の日には、お桜ご飯とメダカをお供えしてお祝いをします。
・・・・・と、自分の知っていたことはここまで、良い機会なので母親からいろいろと教えてもらいました。
Q、何でこの時期に「おいべすこう」をやるの?
今は旧暦では10月の神無月、神様たちが出雲に出かける月です。しかし、生活を守る恵比寿様は出雲に行かず留守を守ってくれています。
でも、そろそろ神様たちが帰って来ます。神様の留守中どうもありがとうございました、ということで労をねぎらうのが恵比寿講です。
Q、いつもは食器棚の奥に恵比寿様を飾っているのはなぜ?
恵比寿様は神様たちの目につかないように低くて暗い所に南向きに飾ります。五穀豊穣の神様ということもあって食器棚の奥に飾られています。
でも、恵比寿講の日は特別、神様たちはいませんので明るい所に出して労をねぎらいます。
Q、恵比寿講なのになんで大黒様も一緒なの?
恵比寿講の時にお札を新しくしますが、入れ替えるのではなくて以前のお札の上に重ねていきます。神様たちの留守を守ったという実績を重ねているのかなぁ。
鯛と釣竿を持っているのが恵比寿さま、米俵の上で小槌を持って頭巾をかぶり袋を担いでいるのが大黒様です。
恵比寿様も大黒様も共に七福神の一人です。詳しく言うと恵比寿様は漁の神様、大黒様が豊作の神様、二人あわせて商売繁盛の商い神となるそうです。
農家にとっては大黒様をおろそかにしてはいけません。
Q、何をお供えするの?
朝には、葉つきの大根2本、甘酒、米粉のお餅、メダカを、夕にお桜ごはん、野菜の煮あげ(季節の根菜類)、お頭つきの魚の塩焼きをお供えします。、
Q、なぜ葉つきの大根なの?
良く分からない。
なぜなんだろう?
Q、なぜ、米粉のお餅なの
このお餅はうるち米を一晩水で浸してからすり鉢ですって平らに延ばして作ります。
だから、食べると白い粉が付きます。これが大切。
そしたら恵比寿様は米粉のお餅で白くなった口の周りを見せて話します。
「めっそうもありません。何も食べなくて口の周りにカビが生えて真っ白になってしまいました。」と答えるそうです。
昔の子供たちはこんな話をおばあちゃんから何回も何回も聞きながら、神様達のことを空想していたんでしょうね。
いいと思いませんか?
Q、なぜ、メダカなの?
朝はメダカ、夕は尾頭付きの魚になります。
なぜメダカなのか良く分からないのですが、自分が思うに「このような小さな魚しかとれていません。もっと大きな魚をとらせて下さい。」というお願いなのじゃないかなぁ?
どう思いますか?
このメダカは野菜畑の横を流れる用水路にいます。
メダカが減ってきたと言う話を知った時に「そうなると恵比寿講の時に困るよなぁ」と思ったものでした。
いつまでもメダカをお供えできるような環境を守っていきたいものです。
Q、なぜサクラ飯なの
静岡市育ちの妻は知らなかった。
もしかしたらサクラ飯は遠州地方の風習かも知れません。
小さな時には「おさくら」とか「黄色いごはん」と呼んでいました。
ごちそうです。
作り方の目安は、お米1合当たり、お酒 大さじ 1杯、醤油 大さじ 0.5杯、お塩 少々です。
ほんのり醤油色が桜の色を連想するそうです。
「おさくら」はオコゲができやすいのですが、これがまた美味しいのです。
それで、なぜ「おいべっさん」にサクラご飯なのか、これはわかりません。
なぜか、仏事の時にも炊きます。
きっと、非日常の食事なんでしょうね。
Posted by しあわせ野菜ガルテン at 20:49│Comments(0)
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