2008年07月23日
花つきキュウリの謎
夏本番、キュウリがおいしい時期となりましたね。キュウリを塩もみしてマヨネーズで食べる。これぞ、正しい日本の夏の過ごし方です。
さて、下の写真を見て下さい。何か疑問を感じる方いらっしゃいますか?

先日、知人に花つききゅうり(上の写真)をさし上げました。すごく喜んでくれたのですが、しばらくしてから、「ねぇ、キュウリって花の下に実がなるの?」と言うのです。彼女は今年58歳、高等学校の国語の先生です。とても頼りになる素敵な先輩であり、旦那さんと3人の子供のために毎日食事を作ってきた主婦でもあります。でも、キュウリが花の下に実があるのが不思議だったみたいです。
皆さんはいかがですか?
このように書きながら、自分の中では「いや、これは一般常識ではないかなぁ。」という気持ちと、「いや、もしかしたら意外と知られていないかもしれないぞ。」という気持ちが葛藤しています。どうなんでしょうか?
では、説明しますね。

花の構造には上の二つのタイプがあります。
雌しべの下のふくらみ何といいましたか?
そうです「子房」ですね。膨らんではいますが「脂肪」ではありませんよ。
この子房が大きくなって「果実」になります。
左のイラストはガクの上に子房があります。こういうのを「子房上位」と言います。
ガクは大きくなると「ヘタ」と呼べれますから、この構造をしている果実はヘタの上に果実ができます。
トマトやナスや豆類(絹さや、スナップ、インゲン)などがそうですね。
ミカンもそうですよ。
でもって、右の構造の花を「子房下位」と言います。
学校で学習する場合左のイラストが使われるのですが、実は「子房下位」の植物が意外と多いのです。(というより、その方が多いような感じがする。)
ウリ科の植物は全部この形です。スイカ、キュウリ、カボチャ、メロン、などです。
これらの場合は果実は花の下につきます。
下の写真を見て下さい、もう小さな時から花の下にキュウリの赤ちゃんが出来ているのです。
なんか、可愛いですね

さて、下の写真を見て下さい。何か疑問を感じる方いらっしゃいますか?

先日、知人に花つききゅうり(上の写真)をさし上げました。すごく喜んでくれたのですが、しばらくしてから、「ねぇ、キュウリって花の下に実がなるの?」と言うのです。彼女は今年58歳、高等学校の国語の先生です。とても頼りになる素敵な先輩であり、旦那さんと3人の子供のために毎日食事を作ってきた主婦でもあります。でも、キュウリが花の下に実があるのが不思議だったみたいです。
皆さんはいかがですか?
このように書きながら、自分の中では「いや、これは一般常識ではないかなぁ。」という気持ちと、「いや、もしかしたら意外と知られていないかもしれないぞ。」という気持ちが葛藤しています。どうなんでしょうか?
では、説明しますね。

花の構造には上の二つのタイプがあります。
雌しべの下のふくらみ何といいましたか?
そうです「子房」ですね。膨らんではいますが「脂肪」ではありませんよ。
この子房が大きくなって「果実」になります。
左のイラストはガクの上に子房があります。こういうのを「子房上位」と言います。
ガクは大きくなると「ヘタ」と呼べれますから、この構造をしている果実はヘタの上に果実ができます。
トマトやナスや豆類(絹さや、スナップ、インゲン)などがそうですね。
ミカンもそうですよ。
でもって、右の構造の花を「子房下位」と言います。
学校で学習する場合左のイラストが使われるのですが、実は「子房下位」の植物が意外と多いのです。(というより、その方が多いような感じがする。)
ウリ科の植物は全部この形です。スイカ、キュウリ、カボチャ、メロン、などです。
これらの場合は果実は花の下につきます。
下の写真を見て下さい、もう小さな時から花の下にキュウリの赤ちゃんが出来ているのです。
なんか、可愛いですね


Posted by しあわせ野菜ガルテン at 02:03│Comments(0)
│1、野菜の不思議、発見!