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2008年12月28日

農業教室 「 しめ飾り 」

正月になると当たり前のようにしめ飾りを飾りますが、意外と知らないことが多いものです。
本日は農業教室「しめ飾り」です。
写真はしめ飾り作りの参考にしようと今年の正月に撮ったものです。

農業教室 「 しめ飾り 」農業教室 「 しめ飾り 」農業教室 「 しめ飾り 」


1、しめ飾りはいつ飾るのがいいのでしょうか?

しめ飾りは正月の神様を迎えるための飾り付けです。
しめ縄には霊的な力があって、その場所を清めた場所にします。神社の境内や大きな木にしめ縄がしてあるのは、わざわいや不浄なものが入ってこないようにするためです。
だから、前もってその場をきれいにしなくては意味がありません。
12月13日がすす払いの日であるので、その後なら飾ってもいいのですが、29日は「苦が待つ」、31日は「一夜飾り」になるのでその日は避けます。
そうなるとタイムリミットは30日、それまでに大掃除をしなくてはいけません。

農業教室 「 しめ飾り 」農業教室 「 しめ飾り 」農業教室 「 しめ飾り 」


2、しめ飾りをドント焼きで燃やすのは何故でしょうか?

しめ縄は稲ワラで作られます。稲ワラは土に戻り再び命が宿ります。そんなことから、ワラは永遠の命をもち、神様が宿ると考えられました。
新年の神様は年神(歳神、としがみ)様で、別名をドント様と言います。五穀豊穣の神様である年神様は正月の間しめ縄にお住いになり、正月が明けるとお帰りになります。
だから、新年が明けたら神様を帰してあげなくてはいけません。しめ飾りを焼くドント焼きは神様が天に帰っていくお祭りです。

農業教室 「 しめ飾り 」農業教室 「 しめ飾り 」農業教室 「 しめ飾り 」


3、しめ飾りはいつ片付けるのでしょうか?

お正月は五穀豊穣をつかさどる歳神(としがみ)様をお迎えする行事です。
だから正月が明けたら片付けるのですが、松の内(正月)は関東では7日まで、関西では小正月(15日)まで、地方によっては小正月明け(20日)までといろいろです。
多分、江戸になり、東京になり、どんどんお正月が短くなっていったのでしょうね。
自分の家では鏡開きの11日に田打ち講が行われ農休みが終わりとなりますので、11日にしめ飾りを片付けています。

 ※ 田打ち講(タブチコウ)は、日の出前に田んぼに鍬を入れて御幣をつけたススキを3本立て洗米を供えて新年の豊作をお願いする農家の行事で、家長と跡取りの長男だけで行います。
小さな時は寒くて嫌でしたが今となってはいい思い出です。
この田打ち講を復活することが、来年一番最初の自分の課題です。



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Posted by しあわせ野菜ガルテン at 19:05│Comments(0)7、つれづれ日記
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