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2009年12月07日

白菜物語(その1)

日本で一番生産量の多い野菜は大根、2番目がキャベツ、3番目が白菜です。
白菜物語(その1)



白菜は野生の品種があるわけではなく、中国でカブとパクチョイ(青梗菜の仲間)を掛け合わせて作られたそうです。(偉大なり、中国)確かに葉の下の方の白さや柔らかさはカブっぽいし、葉のつき方が青梗菜に似ていると言えば似ている気もしますが・・・・

そんなことで品種の特性を固定するのが難しくて、世界的にはあまり普及していないみたいようです。
主に作られているのは中国、韓国、日本。

 アメリカやヨーロッパで作られていないということは英語そのものがないわけで、訳すときにはChinese cabbage(チャイニーズ・キャベツ)となります。
 ニューヨークやカリフォルニアではNappa(ナッパ)として売られていました。

 日本に広まったのも明治以降で日清・日露戦争に従軍した農村出身の兵士たちが中国で食べた白菜の味を気に入って持ち帰ったと言われています。
 きっと日本陸軍得意の”現地調達”ということで中国人が育てた白菜を略奪したんだろうなぁ、と思うと生産者の一人として複雑な気がします。


タグ :白菜

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Posted by しあわせ野菜ガルテン at 19:07│Comments(0)1、野菜の不思議、発見!
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