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2013年01月11日

しあわせ人参ジュース物語(その3)

ニンジンの品種

人参ジュースで使ったニンジンの品種は「ちはま5寸」です。

ちはま5寸は、菊川市にある横浜植木㈱菊川農場で1990年代に作り出された、非常に甘みがありジューシーなニンジンです。

名前は静岡県内で人参生産が盛んな、掛川市千浜(旧、大東町)から名づけられました。
命名者は品種を開発した技師(ブリーダー)である橋本さんです。

千浜は「人参御殿」といわれるような立派な屋敷があるようなニンジン生産が盛んな地域です。

ただ、ここで栽培されている品種は、サカタのタネの「ベータリッチ」が多く、「ちはま5寸」は苦戦していて、ちはま5寸は北海道や千葉県で盛んに作られています。

自分は今までに10種類くらいの人参の品種を作りましたが、お客様の評判は「ちはま5寸」が一番よく、しあわせ野菜畑の人参の主流になっています。

不思議なことに、同じ「ちはま5寸」を、千浜としあわせ野菜畑の畑で作っても、味が全く違います。
同じ品種なのに甘みが多く、コクがあります。

ニンジンは土の状態によって味や食感が変わる野菜です。粘土質の畑で作ると、砂地と比べて形はできにくく、作業も大変なのですが、味は甘みと深みがでます。
有機栽培によって味が変わると言われており、土作りに左右される野菜だと思います。

しあわせ人参ジュース物語(その3)




Posted by しあわせ野菜ガルテン at 19:08│Comments(0)
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