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2008年12月07日

フィリピンで木を植える(その4)

2006年の夏、フィリピンへ植林をしに行ってきました。
熱帯林の減少は地球温暖化や生物の絶滅に関連した重要な問題です。
日本にいると実感はありませんが、事態は想像以上に深刻です。

「沈黙の夏」

フィリピンで木を植える(その4)フィリピンで木を植える(その4)フィリピンで木を植える(その4)

とてもきれいな風景ですが、鳥や虫や小動物がいません。
だから、とっても静かです。

日本では雀、セキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ、ドバト、カラス、トンビ・・・考えてみると、名前は知らなくてもいろいろな鳥がいます。
山の中にいるとたくさんの鳥や虫の声が聞こえてきます。

フィリピンでの植林中に一番違和感があったのは鳥の鳴き声がしなかったことです。
鶏やアヒルなどの家畜はいたるところで放し飼いにされているのですが、空を飛ぶ鳥は一回も見ることがありませんでした。

夏は雨季であるために草が生えているために遠くから見るととてもきれいな風景ですが、木が生えていないために乾季には文字通りはげ山になります。山に木がないために鳥の餌になる小動物や虫たちはいません。

夏の真っ青な空と草に覆われた山々の中にいて、聞こえるのが風の音だけという風景は何かとても気味が悪いものでした。



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Posted by しあわせ野菜ガルテン at 20:02│Comments(0)11、海外農業研修の思い出
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